投稿日:2008年10月3日 | カテゴリー:耽羅文化祭
関西済州道民協会では第47回耽羅文化祭が開催されるのに伴い2008年10月3日~5日の日程で70名が故郷・済州を訪問した。
今年は「済州特別自治道」出帆2周年、また、済州火山島と溶岩洞窟がユネスコ世界自然遺産に登録され1周年を迎えた年の訪問となった。
今年の耽羅文化祭は西帰浦市の天池淵広場で開会式が行われた。午後7時、野外ステージで行われたオープニングセレモニーは情緒あふれるものであった。民族管弦楽団が奏でた洗練された音色は聴衆を釘付けにし、心を癒すものであった。その後に打ち上げられた花火はまるで道民協会員の済州訪問を祝っているようだった。
開会式場を後にした一行は道知事主催の晩餐会に出席した。会場には関西をはじめ、ソウル、釜山など韓国本土の各地からと、日本の関東、仙台、米国のニューヨーク、L・A、ワシントン、シカゴ、アトランタの道民会のメンバーと道知事をはじめとする関係者たち約200名が参加した。
2日目は「済州の美しい景色を眺めながらウォーキングをしましょう!」と参加者に声をかけ、旧左邑終達里から城山日出峰までの海岸道路をコースとし30名がウォーキングにでかけた。昼食休憩後は城山日出峰の登山にチャレンジ。頂上からの絶景は皆の心を爽快にしてくれたに違いない。
2日目の夕刻、在日関東・関西済州道民協会懇親会がラマダプラザ済州ホテルで開かれた。耽羅文化祭の開催に合わせて行われた懇親会は、今年で3回目になり関西から53名が参加した。懇親会には金泰煥道知事、金龍河道議会議長、姜宅相済州市長など関係各所から来賓が参席し、祝辞を述べた。
参加者たちはお互い面識もあり、終始なごやかな雰囲気で歓談、楽しい時間を過ごし、来年以降も懇親会を継続することを約束した。
3日目はゴルフを楽しむメンバーや観光と故郷済州での日々を満喫し、帰路へついた。