会旗の説明

関西済州特別自治道民協会の会旗

関西済州特別自治道民協会の会旗(左図)は創立総会の席上、慎久範済州道知事より贈呈されたものです。

会旗の円は太陽、統合、和合を表し、三太極は三多、三無、三清(澄んだ水・澄んだ空気・澄んだ人心)を表しています。

また、四隅は四団体の合心、すなわち統合を意味しています。

図案制作者は済州大学美術学科教授の文基善氏。同氏は1935年に済州市で生まれ、60年ソウル大学校美術大学卒業、65年済州道旗図案、80年済州文化賞受賞、84年第13回全国少年体典聖火台製作、88年ソウルオリンピック寄着聖火台製作等々、其界の第一人者です。


協会趣意書

済州道は、私たち先祖の墳墓の地であり、私たち一世が生まれ育った地であり、子孫にとっては心の故郷となるべき地である。

私たちは異国に住んでいるが、済州道に本籍をもつものとして地縁、血縁の強い人間的なつながりをもっている。済州道には固有の美風、良俗があり、これによって私たちは更に感情的にも深く相通じるものがある。

同じような環境の中で生活しているものとして互いに助け合い、励ましあうことは極めて当然のことであると同時に、切実に必要なことである。

私たちが故郷を愛する精神は、祖国を愛する精神につながるものであり、私たちが親睦を深め団結することは、民俗の団結を促進する原動力となり、同時に次代を担う二・三世ら若い世代に希望と力を与え、我々の精神を継承し発展させることにつながるものである。

私たちは、このような認識の下に、郷土を同じくする者の親睦を敦くし、友情を深めつつ、さらに同胞社会の発展に寄与するために、既存の四団体を発展的に解散し、ここに希望をもって関西済州道民協会を創立する。


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