関西済州特別自治道民協会婦人会の結成

関西済州特別自治道民協会婦人会の結成

1996年6月24日午後6時、都ホテル大阪にて約200人が集い、関西済州特別自治道民協会婦人会の発足式が盛大に開かれました。

挨拶に立った、呉辰成会長(当時)は、「在日同胞社会は今、子弟の結婚問題が大きな悩みになっており、また、本協会も会員1000名達成を大きな目標にしている。そうしたなか、婦人会が発足したことは大きな喜びであり、発展の原動力となる女性パワーを信頼し、期待したい。」と述べた。

続いて、婦人会長に申永林さんが推薦され、満場一致で選出されました。これを受けて、申永林婦人会長は、婦人会役員を発表し、就任挨拶を述べました。


女性の社会活動の場を提供し、結婚問題解決の大きな弾みに…

女性は、最愛の人と結婚して子どもを産み、それから10年、20年というものは、子育てや炊事、洗濯のことで、休むヒマもなく、また社会活動などに参加できる時間もなく、働きづくめでした。そうした子育てなど家庭での活動が一段落して初めて社会活動やボランティア活動ができるようになるのですが、関西済州特別自治道民協会婦人会の設立により、女性としての社会活動をより一層展開していくことが可能となりました。

関西済州特別自治道民協会の初代会長である康忠男名誉会長が、「歩きながら考え、夢とロマンのある組織をつくりましょう」と呼びかけました。その言葉に感動し、人間の、特に女性にとっての栄養源である夢とロマンを大切にしてきました。

女性の社会活動の場を提供


楽しい笑いのある婦人会

また、呉辰成会長も、「楽しい笑いのある組織にしたい」とおっしゃりました。昔から、「笑う門には福来たる」と申しますように、楽しく笑って過ごせる人生は最高の人生ではないでしょうか?

関西済州特別自治道民協会婦人会は、同胞社会における最大の悩みとも言える結婚問題、また、その他にも青年の育成など様々な問題を解決していくためにも女性のネットワークを構築し、歴史を創り上げるべく立ち上がりました。

私たちは日々、研鑚に努め、関西済州特別自治道民協会がよりよく発展していくための内助の功を尽くして参りたいと存じております。


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